BROMPTONはコンパクトに折りたたんで持ち運べることが大きな魅力ですが、輪行にはいくつかの課題があります。今回は、その課題と自分なりの改善方法についてシェアしたいと思います。
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BROMPTON輪行の課題
- 重量
BROMPTONはコンパクトですが、やはり重量があるため、特に長時間持ち運ぶ際に負担になります。東京駅で10kg超える自転車を担いで京葉線へ乗り換えるとか絶望です。 - 自転車を完全に収納しなければならない
1.に関連してBROMPTONはキャリーが付いているので転がしていけば良いと思うかもしれませんが、改札内は使えないのです。これが非常に不便です。
国内の鉄道会社のルールでは、自転車は完全に袋に収納して持ち込む必要があります・・・
(例外もあります) - キャリーの操作性
仮に転がせたとしても、360度自在に転がるわけではなく、特定の方向にしか進まないため、狭い場所や方向転換が多い場所では扱いづらいです。改札を通る時など不安定さも相まって大変です。
また、キャリーにはロック機能がないため、斜面などで不安定になる可能性があります。 - 別途台車を用意することの課題
一部の人は園芸用台車やIKEAの袋を利用して運搬を工夫していますが、着脱に時間がかかり、見栄えが悪い点も気になります。また、鉄道会社のルールに抵触するリスクもあるため慎重な判断が必要です。
↑参考 IKEA❎園芸台車
BROMPTON転がし輪行に最適な商品
現在の転がし輪行の最適解商品↓
おそらくこれが一番の理想郷になるとは思います。
しかし、惜しい点もあるようで・・・
・タイヤが小さい
・ロック機能がないので勝手に転がる
・高価?
・走行中はただの袋は荷物
・2kgは重い
模索中のブロンプトン輪行:理想の輪行スタイルを目指して
これらの課題を踏まえ、新しいアプローチを試すことにしました。ポイントは以下の通りです。
- 台車は360度回転すること
複数方向に転がすことで、どんな場所でもスムーズに移動できるようにしたい。 - ロック機能付き
台車にロック機能を追加することで、安定性を確保したいと考えました。
いつか列車内に持ち込んでも勝手にコロコロ転がらないように - 輪行時にコンパクト化
自転車走行時には台車が邪魔にならないよう、荷台の上でコンパクトに収納できる設計が必要です。これにより、踵に干渉せず、普段使いにも影響しません。
また、荷台としての機能も設けられたら理想的です - 見た目と実用性の両立
輪行時や屋内に持ち込んだ時に「自転車であることが分からない」ようにすること、極力輪行袋の脱着時間(これが一番のストレスポイント?)を減らしたい - 改造が少ない
大きな改造をしなくても、手軽に導入できる方法が理想です。今回は台車と結束バンドを使い、簡単にカスタマイズできることを優先しました。
これを追い求めて小さく小さくはじめていきます。
↓このやり方だと3.輪行時にコンパクト 以降の項目で少し惜しい
実験内容と結果
この条件を満たすアイテムとして、
・360度回転可能
・ブレーキ付き
・サイズ幅変更可能
(輪行時と走行時で使い分け)
・耐荷重20kg程度
そんな台車を購入し、実験してみました。
結果として、これまで以上に楽にBROMPTONを折りたたんで運べるようになりました。
- 操作性の向上
台車を使うことで、どの向きにも自由に転がすことができ、スムーズに移動ができました。 - 安定性の向上
ロック機能により、傾斜や停止時にも自転車が不安定になることなく、安全に運べます。 - 簡単さと見た目の改善
台車をいちいち外さなくて良いのがとても楽です
今回はIKEADIMPAではなく下が開いているタイプの輪行カバーを活用します。
カバーは上から被せるだけで、自転車であることを隠せるため、見栄えも良く、手間もかかりませんでした。
BROMPTON輪行の小実験
うるさい→台車ゴムの購入
既存のラック荷掛けフックを使用
後日記します
今後の展望
まだ実験の途中ですが、よりコンパクトで完全に収納できる方法を追求し、BROMPTONをより輪行しやすい形に改善していきたいと考えています。鉄道と自転車の新たな可能性を探り続け、さらに快適な輪行スタイルを目指します。
あくまでもイメージをつけるためにPCラック台車を使用しています。
本当は代用ではなく専用品を開発できたら理想的です。
・走行中は荷物が入れられたらよいな〜
・袋をファスナータイプで簡単脱着できたらよいな〜
を時間をかけて模索していこうと思います。
上記を書いた翌日、早くも台車が破損しました
イメージをつけるために活用していたとはいえ、予想通りの展開です。
元々屋内用ですから衝撃に耐えられずバッキリいきました。
しかし、今回のことから得られた知見は大きかったです。
◎台車は横に伸縮できると良いこと
◎強度が必要であること
◎タイヤは屋外用を使用すること
などなど
そして、久しぶり台車を外しキャリアについているコロを活用すると
静かで素晴らしい👍
本来は台車なんか用意せずにそのまま列車に乗せられれば良いのですが、
日本の鉄道会社の輪行ルールがそれを良しとしてくれません😭
引き続き挑戦していきます。次は・・・アルミかな。。。
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